ころがり軸受の典型的な走行痕跡
(I)は、回転する内輪に荷重がかかる円筒ころ軸受にラジアル荷重が適切に加えられたときの外輪の走行トレースを示しています。
(J)は、内輪と外輪の間のシャフトの曲がりまたは相対的な傾きの場合の走行トレースを示しています。このずれにより、幅方向にわずかに陰影のある(鈍い)バンドが生成されます。トレースは、ロードゾーンの最初と最後で斜めになっています。回転する内輪に単一の荷重がかかる複列円すいころ軸受の場合、
(K)は、ラジアル荷重下での外輪の走行トレースを示しています。
(L)は、アキシアル荷重下での外輪の走行トレースを示しています。
内輪と外輪の間にずれがある場合、ラジアル荷重を加えると、(M)に示すように外輪に走行痕跡が現れます。
投稿時間:2021年8月2日